第11回いわきビジネスプランコンテスト 講評

私たちの故郷福島県そしていわき市は、震災による津波の被害、原発による被害によって大変な苦難を味わっています。しかし、ここで我々がひるんだり負けてしまっては、今までこのいわきを作ってくれてきた方々に顔向けが出来ず、子供たちにもすばらしい未来を残してやれません。

これからのいわきは復興ではなく再生、再構築だと思います。新しいものを構築していかないとこの地域は大変な状態になってしまいます。すべてのいわき市民一人ひとりが自分たちが何を出来るのかを考え、他人を批判することなく自分が出来ることをやっていくことこそが、いわきという地域の再構築に繋がると思います。

今回の審査はそういった想いでさせていただきました。
今回ご応募いただいたプランでいわき市というものをもっと良くしていき、来年、再来年とこのいわきビジネスプランコンテストを続けていきながら、本当の意味での再構築を図っていきたいと思います。

皆さんの中からも、新たに自分たちがこの地域を支えていく、自分たちが日本を変えていくんだというようなビジネスプランまたはアイディアを出していただければ本当にありがたいと思います。

審査委員長 庄司秀樹